新規の記事やページを早くGoogleにインデックスしてもらう方法

サイトに新しいページを追加したときは、少しでも早くクローラに訪問してもらい、インデックスされたいですよね。
ある程度運営しているサイトであれば、何もしなくても Google のボットが新しく追加したページを見つけインデックスに登録してくれますが、開設して間もないサイトやページが少ないうちは、Googleにはすぐにインデックスされないので、今回はサーチコンソールの機能を使ったインデックス方法を紹介します。
目次
新しいページをすぐにインデックスさせるには
サイトにページを追加した際に、Googleへインデックスさせる方法として一般的には2つあります。
リンクを増やすこと
現在は、クローラの訪問頻度は非常に頻繁になっていて、数分、数秒間隔になっています。
そうであったとしても、十分なリンクが集まると、Googleはそのページが有益だと判断して頻繁に訪問するようになるとのことです。
古いムービーですが、GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏が、ビデオで回答しました。
※各サービスで紹介するのは1回だけにしましょう。
何個もアカウントをつくって大量にリンクを貼るのはスパム行為とみなされ評価が下がる可能性があります。
こうすることでクローラーの流入経路を増やし、インデックスの可能性をあげることができます。
サーチコンソールのFetch as Google機能を使う
Googleが提供しているSearch Consoleというサービスを利用します。このサービスの中には「Fetch as Google」という、Googleのクローラーを強制的に巡回させる機能があります。
この機能を使うことで、数分5分程度でインデックスさせることができるという方法です。
googleにサイトのページ情報を送信する方法
Fetch as Google
取得
→通常のサイトの情報取得リクエストを送信します。
取得してレンダリング
→サイトの情報取得リクエストを送信した後に、Googlebotがどのような形でサイトを認識しているかの表示を行います。
取得ボタンで送信する方法
これで、送信リクエストは完了です。
数分経過後に、追加したページがインデックスされているはずです。
取得してレンダリングで送信する方法
先ほど入力したパスのページに対して、(デフォルトではPC向けの)クローラーがクロールしてページの内容を取得します。取得できるまではステータスが「保留」となっていますが、次のように「完了」と表示されていれば無事取得が完了しています。「取得してレンダリング」を行った場合は「レンダリング リクエスト」の項目にチェックが入っています。
「取得してレンダリング」を選ぶと、下図のように「取得」「レンダリング」両方の取得内容がタブ切り替えで確認できます。
レンダリングタブでは、「Googleが認識したページ内容」「訪問者のページの見え方」「取得できなかったリソース内容」が表示されます。
取得タブでは、「ダウンロードされたHTTPレスポンス」「ダウンロード時間」が表示されます。
ページを構成する画像やCSSやJavaScriptなどにGooglebotがアクセス出来ない場合、左側の画像は大きく崩れて表示される場合があります。もし意図した通りにレンダリングが行われていない場合、次のリソースの取得に失敗した場合を参照してみて下さい。
「リソースを取得できませんでした」というエラーが表示された場合の対処法
クローラーが全てのリソースを取得できる必要はありませんが、重要と思われるリソースの取得に失敗した場合などは「理由」などを参照して見て下さい。
Fetch as Googleのステータスとエラー
上記リンク先の「リソース取得エラーのリスト」にエラーの具体的内容が記載されていますので、詳しくはそちらを参考してください。
まとめ
新規に作成したばかりのサイトの場合は Google にインデックスされる頻度が少ないので、アクセスアップを目指すのであればGoogle に知らせることが望ましいです。また新規に追加したページや更新したページの情報を、できるだけ早くインデックスしたい場合も Google へ知らせましょう。